僕の将来が決まった。今朝新しい契約にサインし、本日よりSydney
Football Clubの選手である事を発表出来、嬉しく思っている。
ここ数ヶ月の間に届いたすべてのオファーを吟味して判断しなければならず、簡単な選択ではなかった。でも最終的に、決断はシドニー、オーストラリアにおりた。
今日ただ言えるのは、新しい経験をスタートさせる事が待ち遠しいという事…
なぜシドニーかって?まず、何よりも、彼らが僕を強く望んでくれたから。彼らが示したプロジェクトは僕自身自分にぴったりだと感じたし、スポーツ的、人間的観点からみても魅力的だった。オーストラリアに行くのはただ単にまだ100%サッカー選手でいる為、チームに最大限つくすためだけではなく、新しく、構築的なエキサイティングであろう経験をするためでもある。
僕は一人のサッカー選手であり、成長し、そして成功する意欲のあるムーブメントの一員として加わろうとしている事、その意欲の為に彼らが僕を選んだということを認識しており、それは強調しておきたい。
勝つ為に、競い合う為に、僕の新しいチームに最大限の力を与えるために、主役になるために僕は行く。
僕はキャリアの中で全てのタイトルを獲得する、そして僕の生涯のチーム、“ユヴェントス”での経験を勝ちながら終えるという幸運を得た。
僕はその過去と繋がりの無い、何か新しく、違った経験を探していた。全く新しい経験。それをシドニーに見つけた。
もちろん、そこに“取り巻く”ものも決断するにあたり手助けになった。
プロフェッショナルな面でも、人間的な面でも様々な機会を提供してくれる国、世界でも指折りに美しい都市、 スポーツ文化がものすごく発達した、素晴らしい国に僕は住みに行く。
その世界に加わる事を誇りに思うと共に、オーストラリアから、必要とされている、愛されていると感じさせてくれた人々にまず感謝したい。
当然ながら 、ユヴェントスのファンの皆さんをはじめ、ここ数ヶ月もの間、僕を暖かく迎えてくれた人々、そしてユヴェントススタジアムでリーグ戦初戦に、僕の名前を合唱してくれた人々、皆さんに感謝している。本当に感動的だった。
僕に対して忘れがたい言葉をかけてくれた同僚達、ありがとう。
僕はいつまでもビアンコネーロのファンでいるし、 同僚達のそばにいる。
彼らからの電話はいつでも歓迎だ、たとえシドニーが夜中の時間帯に電話してきたとしても…
最後に、僕に大きな機会を提案してくれたイタリアのチーム をはじめ、僕を必要としてくれた皆さん、ありがとう。
でも僕は一つの選択をした。それは僕の個人的な主義、一種の道徳心による選択であり、それを議論する余地はない。
世界各地から僕の事を考えてくれた全ての方々に本当に感謝している。
今日から僕は新しいページを開く。 今日、僕の未来はシドニーだ。スタートするのが待ち遠しい…