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2013/05/22

ADPLOG



本の出版から1年、"Giochiamo Ancora"が写真展になった。
このプロジェクトが誕生した時それが出発点になると言う事は分かっていたものの、それが僕をどこに運ぶのかということは正直自覚していなかった。
そして今まで想像もしていなかった形で、僕自身を語る事を、この本が後押ししてくれた。

僕の過去から未来への旅の中で、まるで全てが一つの意味を見つけたかのように、今、自然な形で、この本の一ページ一ページが映像になった。一つの経歴を、いや、一つの人生を記した写真たち。
こうして"Giochiamo Ancora"は一つの写真展になった。
そして21日にマルチメディア空間AdpLogがオープン。
トリノの中心街にオープンしたこの場所に今の僕、そして僕が愛するもの、皆さんと分かち合いたいものが写しだされている。

写真家Gianni Giansanti、Salvatore Giglio、Jonathan Moscropの写真、そして僕自身のプライベート写真。10章、10のテーマ、10の価値が38年もの間に撮影され、集められた写真に描写されている。

AdpLog公式ページ
http://www.adplog.com












2013/05/18

初の表彰台


パトリック!初の表彰台、初のお祝い…

スクデリア、デンプシー/デルピエロは偉大な結果を初めて手にした。
“アメリカン ル マン”第3戦、Laguna Senaサーキット(カルフォルニア州、モンテレー)で。よくやったね!

パトリックデンプシーとアンディーラリーが操縦するポルシェ911は2位を獲得。

そしてこの偉大な一日の締めとして、マイケル アヴェナッティとアンドリュー デーヴィスの操縦するチームのもう1台の車は8位を獲得した。

ともかく…第三戦で既に表彰台。
こうなると、親愛なるパトリック、もう勝つしかないね!

アレッサンドロ


2013/05/11

日本再来日決定!


どうしても遠くにいる事が出来ない…

カシマスタジアムでの慈善イベントから1年、近々また再来日する事をこの場で公表できることを、とても嬉しく思う。
でも今回は一人じゃない…僕と一緒にシドニーFCを連れて!
そしてサガン鳥栖と、7月24日、鳥栖のベストアメニティースタジアムで対戦する。

日本ファンの皆さんの暖かい声援を聞きに、日本に帰るのが楽しみだ。

今回訪れる鳥栖からすぐの所には僕と大切な繋がりがある、大分県がある。なぜなら2002年の日韓ワールドカップで、僕のワールドカップ初の得点を決めた場所であり、その試合のメキシコとの引き分けの御陰でイタリアを準々決勝に進めることが出来たから。
あの観衆の歓喜は今でも覚えている…まるでイタリアにいるかのような…。

日本の友にまた再会できる事を嬉しく思う。

それでは7月24日、スタジアムで会おう!

アレッサンドロ





2013/05/05

更なる勝利


ユヴェントスを離れてから、僕無しでチームが優勝するのを見ることがどんなものか、考えもしなかった。

順位表の数字で、あの“偉大な帰り咲き”に続く連続優勝が射程圏内に入る数日前まで、そのことは決して考えなかった。

それを想像してみたものの、僕の“映画”の映像はいつもぼやけていた。
試合終了の笛、叫ぶチームメイト、掲げられる準備のできた優勝カップ、観衆のどよめき。そう、やっとその時点で映像ははっきりしはじめ、焦点があってくる。
主役はファンの皆さん。そう、皆さんだ。

サッカーをする者にとって、少なくても僕にとって、ファンの皆さんがが歓喜し、喜ぶ姿を見るのは最高だ。だからこそ、ユヴェントスが再び優勝を取り戻し(取り戻す)僕の頭の中の映画が現実になった時、僕の思いはすぐに、その勝利を祝う人々に向かった。
そして今回は皆さんと一緒に、僕も。

チームメイトに拍手を送りたい。素晴らしいチームだ。そしていつも僕の心に…
去年、僕に盛大な声援を送ってくれた人々に拍手を。今そのジェスチャーのお返しをしたい。
クラブの仕事に、テクニカルスタッフ、そして陰で働いている皆さんへ拍手を。

ユヴェントスを知っている者は、勝利の後、また勝つ必要があると言う事を知っている。
そして再び勝利を。

One Love.

アレッサンドロ