ありがとうジジ

土曜日、時の旅に出かけた。まず、ユヴェントスのサポーターに戻った。２０年前のように“ただの”サポーターに。
そしてサポーターとして素晴らしい試合を応援し、前半、後半戦での挽回劇の後の延長戦での結果に、テレビの前で歓喜した。
この結果は、偉大なチームを相手に得た、とても重要なものだ。
ナポリは、北京までたどり着くにふさわしいチームであり、今始まろうとしているシーズンでもきっと、主要のチームとなるであろう。

そして時の旅は続き、２０年後に僕を運んだ。ジジ　ブッフォンのFacebookページに書かれた言葉は２０年間のビアンコネーロの中で、僕が（僕たちが）なす事が出来たことを、誇りに思わせた。

確かめる必要などなかった。チームの仲間と築き上げた関係は、僕が最も誇りに思う事の一つでもあり、その事は常に確信している。でも、何年もの後、僕無しでの決勝戦を戦ったの後の、ジジのような、正直な友からの言葉は、僕を驚かせ、感動させた。

ありがとうジジ、優勝杯を掲げる選手が君であった事を嬉しく思うよ。
僕らが夢に見、汗をかいて闘い、そして言葉一つも発する事が出来ずにいたトリエステでのロッカールムでのハグ、この優勝杯はそれらすべての成果だから。
これはきっと、君が掲げるであろう最後の優勝杯でない事を僕は確信しているよ。

アレッサンドロ